2016年11月14日、いわき市消防本部でいわき市消防団に浜通り交通から消防ポンプ付き積載車が贈られ、その寄贈式が行われました。
今回贈られたのは、小型動力ポンプ付き積載車と呼ばれる最新鋭の消防ポンプを備えた車両で、定員は10人です。放水の水源まで車で近づけないような現場では、ポンプを降ろして消火活動にあたることができるなど機動性に優れ、活躍が期待されています。
11月14日の寄贈式で、浜通り交通株式会社の永山剛清代表取締役社長は、東日本大震災の発生時、久ノ浜町で懸命に津波の発生と、避難を呼びかける消防団の活動に感銘を受け、いつかあの行動に報いたい、恩返しをしたいとの気持ちを強く持ち、今回寄贈することになりましたと挨拶しました。これに対し、いわき市消防団の大久保克己団長から、消防団の活動支援へのお礼の言葉と、感謝状が手渡されました。
浜通り交通では、車両を通した社会への貢献の社是のもと、地域の安全安心、そして防災の一助となればという思いから今回の消防ポンプ付き積載車の寄贈が実現したということです。